カスタム設定で作成したビジネスの内容に承認申請を必要とする場合、承認プロセスを設定することで上長の承認を必須とすることが可能です。

承認プロセスは提案、ライセンス契約、受注、請求、発注履歴での承認を想定しています。

承認プロセスを作成します。

画面右上の歯車アイコンを選択し、「設定」を選択します。

クイック検索に「承認プロセス」と入力し、検索結果を選択します。

承認プロセスを管理するオブジェクトを選択します。見積内容の承認に対する設定を行う場合は「提案」、サブスクリプション契約の内容の承認に対する設定を行う場合は「ライセンス契約」、受注内容の承認に対する設定を行う場合は「受注」、請求内容の承認に対する設定を行う場合は「請求」を、発注履歴内容の承認に対する設定を行う場合は「発注履歴」を選択します。今回は提案を例に設定を行います。(ライセンス契約、受注、請求、発注履歴も登録内容は同様です。)

「承認プロセスの新規作成」を選択し作成方法として「標準ウィザードを使用」を選択します。

各項目入力し「次ヘ」を選択します。

承認プロセスを複数作成する場合、各プロセスごとにどういった提案の場合このプロセスに入るか条件を指定します。条件を指定しない場合全ての提案がこのプロセスを使用します。指定後「次へ」を選択します。

必要に応じて「承認者項目と編集権限のプロパティの指定」を指定し「次へ」を選択します。

承認者に送信される承認申請メールをメールテンプレートより選択します。メールテンプレートの作成は「メールテンプレートを作成します」を別タブで開き作成可能です。指定後「次へ」を選択します。

承認ページで表示する項目 の選択、セキュリティ設定を指定後「次へ」を選択します。

申請者の設定と申請設定を指定後保存します。

保存後、「後で作成します。承認の詳細ページに移動して、作成した承認プロセスを確認します。」を選択します。

申請時のアクションの「既存アクションの追加」を選択します。

アクション種別に「項目自動更新」を選択し「提案承認申請」を選択済みにし保存します。(ライセンス契約の場合「ライセンス承認申請」、受注の場合「受注承認申請」、請求の場合「請求承認申請」、発注履歴の場合「発注履歴承認申請」を選択)

「新規承認ステップ」に承認者の割り当て設定を作成します。

最終承認時のアクション「既存アクションの追加」を選択します。

アクション種別に「項目自動更新」を選択し「提案承認完了」を選択済みにし保存します。(ライセンス契約の場合「ライセンス承認完了」、受注の場合「受注承認完了」、請求の場合「請求承認完了」、発注履歴の場合「発注履歴承認完了」を選択)

最終承認時のアクションとして、「レコードのロック」の「編集」を選択し、「レコードを編集するためにロック解除する」を選択し「保存」します。

最終却下時のアクション「既存アクションの追加」を選択します。

アクション種別に「項目自動更新」を選択し「提案承認取消」を選択済みにし保存します。(ライセンス契約の場合「ライセンス承認取消」、受注の場合「受注承認取消」、請求の場合「請求承認取消」、発注履歴の場合「発注履歴承認取消」を選択)

取り消しアクションも同様に「既存アクションの追加」を選択します。

アクション種別に「項目自動更新」を選択し「提案承認取消」を選択済みにし保存します。(ライセンス契約の場合「ライセンス承認取消」、受注の場合「受注承認取消」、請求の場合「請求承認取消」、発注履歴の場合「発注履歴承認取消」を選択)

設定後承認プロセスを有効化することで、承認申請時に条件に当てはまるプロセスを元に各アクションが実行されます。