売上金額を正確に集計して分析するために行う、いろいろな業務を売上管理と呼びます。決算を行うための会計業務でも売上は集計されますが、売上管理には会計業務では行わない2つの業務が含まれます。

1つ目の業務は、売上を全体の合計金額だけではなく、部門ごと、顧客ごと、製品ごとといった様々な切り口で集計・分析することです。会計システムやクラウド・サービスでは、このような切り口で集計するための情報は入力されませんので、このような集計・分析には売上管理専用のシステムやクラウド・サービスが必要になります。

2つ目の業務は、売上を実績金額だけではなく、見込金額として集計・分析することです。見込金額とは、まだ売上として計上されていない商談の金額を実績金額に加えて集計した金額で、将来の売上を予測するためのものです。会計システムやクラウド・サービスでは、売上が確定した実績金額しか入力されませんので、このような集計・分析には売上管理専用のシステムやクラウド・サービスが必要になります。

このような売上管理業務を実現するためには、商談のデータを、部門・顧客・製品といった切り口や、見積・受注といったステータスも含めて管理する必要がありますので、Excelのような汎用ツールで実現することは難しいといえます。そこで、売上管理専用のシステムやクラウド・サービスが提供されています。

先程のサンプル画面で紹介した「ウランバ」は、この分野での代表的なクラウド・サービスです。

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