商談のプロセスにおいて、最初に具体的な金額や納品時期が提示されるのが見積です。

売上管理においては、この段階の商談の見積書に記載されている金額を請求時期(通常月単位)ごとに集計することで、将来の売上を予測することができます。

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(サンプル画面)売上管理クラウド・サービス「ウランバ」で集計した売上見込金額

例えば、5月の段階で、見積が3件提示されており、それぞれ、6月請求予定の3千万円、7月請求予定の2千万円、8月請求予定の1千万円の商談であったとすると、売上予測金額として、6月に3千万円、7月に2千万円、8月に1千万円を加算することができます。

ただし、見積段階にある商談の確度はもっとも低いといえます。見積を行った商談の多くは、実際には失注してしまいますし、商談が進むにつれて、金額や請求時期も変更される可能性があります。

従って、売上管理における見積管理は、単に見積段階にある商談を管理するだけではなく、受注・失注の状況を迅速に反映し、金額や請求時期の変更もタイムリーに反映されなければなりません。
このような見積管理業務を実現するためには、見積のデータを、見積書という形で保存するだけではなく、いつでも金額や納品時期を変更できるように、あるいは受注・失注の状況を即座に反映できるようにしなければなりません。

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(サンプル画面)売上管理クラウド・サービス「ウランバ」見積管理画面

このような、商談データの統合的管理を、Excelのような汎用ツールで実現することは難しいといえます。そこで、売上管理専用のシステムやクラウド・サービスが提供されています。

先程のサンプル画面で紹介した「ウランバ」は、この分野での代表的なクラウド・サービスです。

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