最近話題の「働き方改革」。みなさんの会社では、どんな取り組みをされているでしょうか? 多くの会社では、定時退社や長時間残業の抑制など、時間に着目して取り組まれているようです。

 

しかし、残業を減らすだけで「働き方改革」がうまく進むでしょうか?

 

働く現場からは「残業代カットが目的では?」「定時で帰っても家ですることが無い」など寂しい声も聞こえて来ます。やらされ感が強いと、うまく進みません。また、単純な時間短縮では、個人の負荷が増して、ストレス増加や意欲低下などが心配されます。

 

成功の鍵は、個人で仕事を抱えるスタイルから、「チームで助け合う」スタイルへシフトしていくことではないでしょうか。

 

ここで言う「助け合い」は、他人の仕事を単純に肩代わりすることではありません。隙間時間の活用や、ちょっとした声掛けによって、短時間で効果的な貢献を目指します。「チームで助け合う」ことで、お互いの強みが発揮され、働きがいのあるイキイキとした職場になり、生産性向上や新たなアイデア創出も期待できます。

 

今日は、そんな「チームで助け合う」働き方改革について考えてみましょう。

#1:現状の仕事を棚卸して、見える化する

 

「チームで助け合う」ためには、まずお互いに、どんな仕事を抱えていて、どんなやり方をしているか、知ることが必要です。特定の人しか分からない属人的な仕事が増えていませんか?

 

《成功させるツボ》 『仕事の棚卸し会議では、全ての責任を棚上げして現状を吐き出す、というルールを決める』

 

本音で話せる環境づくりには、上司の決断が不可欠です。上司もメンバーも、傾聴を心がけ、事実を受け止めます。円滑な進行には、ファシリテーター役も必要です。思い切って、若手のリーダー候補に任せてみてはいかがでしょうか。活躍の場を得て、イキイキと場を仕切ってくれると思います。

 

仕事の棚卸に必要な時間は、既存の会議時間を圧縮して、捻出しましょう。

 

他の人がそんな仕事をして苦労しているなんて、今まで知らなかった。など新たな気づきがあれば「なんとかしたい」という気持ちも生まれやすくなります。

 

#2:計画と進捗を見える化する

 

現状を見える化した結果は、計画に活用します。そして、メンバー全員で計画と進捗を共有します。

 

《成功させるツボ》 『計画と進捗を常に見えるようにして、メンバー全員で話し合う機会を増やす』

 

特に短期(日や週単位)の計画と進捗について、いつでも見えるようにします。ホワイトボードや模造紙に手書きするか、オンラインで共有してもいいですね。朝ミーティングなど、短時間の話し合いの場をつくり、頻度を増やします。

 

計画と進捗はメンバー全員のものです。問題を丸ごと個人に押し付けず、細分化して、自分に出来ることがないか探します。「これは自分がやります」と自発的な意見が出てくれば、しめたものです。

 

「チームで助け合う」ことで、お互いの得意、不得意が分かり、相談しやすくなります。ちょっとしたことでも「ありがとう!」と言われ、自分が役に立っていると実感できれば嬉しくなります。各自が力を発揮することで、生産性が向上し、全体の時間短縮に繋がります。

 

つまり、時間短縮は結果であって、目的ではないということ。「チームで助け合う」働き方改革で、みんながイキイキと働く職場を目指してみませんか?

 

 

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執筆者:取材の学校 ライター 川原茂樹

中小企業診断士

広島県出身。IT企業で半導体、ネットワークなど様々な技術分野の開発、商品企画・マーケティング、アライアンス、知財などに従事。現在は業務分析、業務改革支援などのコンサルティング業務に従事している。

趣味は、複数の公共図書館を活用して多読すること。“図書館マニア”でもある。